営業部はラーメン店や中華料理店への中華麺、餃子、焼きそばの提案を行います。
新規のお客様や現在の顧客に出向き「このスープに合う麺はどんなのがある？」「新商品を企画してるんですけど新しい麺を紹介してほしい」といったお客様からの要望や課題解決を提案します。直接お喜びの声を頂いたり、お手伝いしたお店が繁盛するなどリアルな現場を体感出来る事も営業職の醍醐味です。

製造部は中華麺(生麺・ゆで麺)、餃子(皮・具材)、冷凍餃子(完成品)の製造を行っています。
製造している商品は食品であり、お客様が口に入れる品であるという自覚を忘れないようにしています。
仕事中は決められた事項を厳守し、ケガやミスの無いように注意します。積極性と疑問点を持ち続け、仕事と向き合っています。

物流部はお客様から注文を受けた商品を各店舗に配達します。
決められた日にお客様の元に伺い、集金の管理も行います。
安全運転はもちろんの事、食品を配達するので衛生面には特に気をつけています。

経理部はお客様への受注・発送の手配や、納品伝票、請求書発行や処理、電話・来客対応などを行っています。
お客様の窓口であるのはもちろん、そこから各部署のコミュニケーションを大切にし、お客様からの依頼や、問い合わせにきちんと対応が出来るように努めています。

ミネヤ食品の認知度アップを肌で感じながら

ミネヤ食品に入社する前は、コンピューター関係の営業職や、飲食店の店長を経験してきましたが、こちらでは営業一筋13年。以前はミネヤ食品の名はまだまだ業界で知られておらず、飛び込み営業に行っても相手にしてもらえない事が多かったのですが、ここ5年ぐらいは、当社の認知度もかなり高まってきたのを感じます。これまでに築き上げてきた信頼関係のおかげで、今では既存のお客様が新規開業のお客様をご紹介下さったりして、販路が広がっているというありがたい状況です。

腕一本で勝負するラーメン店主たちに寄り添って

この仕事の面白さは、学歴など一切関係ない実力主義のラーメン業界で、才能ある店主が様々な苦労を乗り越えながら、腕一本でのし上がっていく姿を見られる事。ただ麺を売るというよりは、一緒に熱く夢を語り合ったり、時には愚痴を聞いたりしながら、彼らに寄り添うパートナーのような存在でいたいと思っています。お客様の店舗が、徐々に売上を伸ばして雑誌やＴＶに取り上げられ、行列ができる繁盛店となっていく様子を見ると、まさに感無量です。

モットーは「お客様の気持ちになる事」

営業として常に心掛けているのは「お客様の気持ちになる」という事。お客様の願いを叶えようとチャレンジを繰り返してきたおかげで、今の信頼関係があると思っています。仕事柄、オンオフ問わずラーメンは毎日食べていますが、まったく飽きないですね。そうやって食べ歩く中で、「この店は間違いなく成功する」と感じる決め手は、ただおいしいだけじゃない、「また来たくなる、癖になるラーメン」である事。才能とセンスとこだわりがあって手を抜かない、そんな店主のいる店がやっぱりいいですね。

ラーメン好き、ものづくり好き、というキャラクターを活かして

ミネヤ食品に入社を志望したのは、ラーメンが好きだった事と、手を動かしてものを作るのが好きだった事がきっかけです。製造過程で1番むずかしいのは、四季やその日の天気によって気温・湿度が異なる中で、常に一定の仕上がりをキープする事。材料の粉のコンディションに合わせて、加える水の温度や量を加減する必要があり、そこはやはり機械任せではうまくいきません。入社当時は僕も失敗の連続でしたが、年々経験を積んできたおかげで、今ではそのあたりの勘がかなり身についてきたと思います。

お客様の望みを的確にカタチにし、評価される喜び

この仕事の面白みは、麺の試作や商品開発に携われる点。お客様の「こんな麺がほしい」というご要望に合わせて、営業チームと話し合って材料の配合や仕上がりの形状を考え、試作してみるのが、実験のようで楽しいです。実際に試作品を持ち帰って、自分で茹でて食べてみたりもしますが、「この配合だとこんな質感になるのか」など毎回発見がありますね。そうやって開発した製品に、お客様から良い評価を頂けた時は、何よりやりがいを感じます。

いつかはミネヤ食品だけの看板商品を開発したい

入社以来、気づけば年月が流れ、製造部では工場長に次ぐ古株となりましたが、製麺の奥深さは今でも面白く、夢中になれます。今後の目標は、関西No.１の製麺会社になる事。そのためにも、これまでの経験を活かして、いつかは当社にしかできないオンリーワンな麺を作り上げたいと思っています。「ミネヤ食品といえばあの麺」と言われるような看板商品を作り、全国のラーメン屋さんに使いたいと言ってもらえるようになれたら最高ですね。

チーム全体で「10年間無事故」を達成するために

もともとオフィスでじっとしているより外に出たいタイプで、入社にあたっても配送部を志望しました。現在、当社にはエリアごとに9つの配送コースがありますが、私はそれをまとめる主任の役割をこなしながら、各コース人員に休みが出た時の代走も務めています。
配送部は、夜明け前に出勤し、積み込みをして、定時は午後2:00という変則的な時間帯での仕事ですが、だからこそより一層、無理のない安全な勤務体制を整えるのが私の役割。チーム全体で「10年間無事故達成」が目標です。

気配りとコミュニケーションで「差がつく」配送を

配送に回っていると、時には「今日は麺が足りないからいつもより早く来て」などイレギュラーなご依頼もありますが、そんな時にうまくルートや配送順を調整して対応するのがドライバーの腕の見せどころ。またお客様が注文をお忘れの時などには、声をかけてフォローしたり、そういう事が積み重なってお店と信頼関係ができていくのはうれしいですね。お客様と直に対面するドライバーは、「今度はこんな麺がほしい」という声をお聞きしやすい立場なので、それを社に持ち帰り商談につなげていくのも大切な役割です。

ドライバーもリサーチの視点を持って

出会いが多く、人脈が広がっていくのがこの仕事の面白い所。職業柄、ふだん町を歩いていてもラーメンののぼりが目につきますが、当社の納入先だったりすると親しみがわきます。また配送で回っている時に、ラーメン屋が店を畳んでいる所や、新規開業準備をしている所を見たら、営業チームに忘れず報告。単なるドライバーではなくマーケットリサーチの役割も兼ねていると思えば、また仕事の意識も変わりますね。

主任という立場が育ててくれた、新しい自分

前職は保育士というまったく違うジャンルの仕事をしていましたが、その後、違う職業についてみたいという思いから、職業訓練で基礎のパソコンスキルを身につけ、こちらに転職しました。入社してすぐは、先輩に教わり業務をこなしながら仕事を覚えるのに必死で、社内で自分の意見を言う事もうまくできなかったのですが、経験を積み、主任という立場を与えられ、発言の機会が増えた事で、徐々に責任感も芽生えてきました。今はやっと肩の力が抜け、自分の役割が見えてきた所です。

人との関わりを通じて、体温のこもった仕事を

私たちは電話対応をはじめ、経理や総務などの仕事を通じて、他部署メンバーと関わる場面が多く、色々な経験ができる事がやりがいにつながっていると思います。内勤のため、お客様とは顔を合わせる機会がなく、電話を介してのつながりではありますが、お付き合いが長くなれば親しみがわいてきて、ちょっとした世間話を交わしたり、声の調子からお客様の様子を想像できるようにもなります。

一人ひとりが自分の幸せのために働く

会社では、新商品ができた時など、よく社長や営業部長が会社でラーメンを作って食べさせてくれるのですが、ミネヤの麺はやっぱりおいしいなと思いますね。最近ではミネヤ食品の知名度が上がっているのを肌で感じます。麺の種類も大幅に増えましたし、取引件数もずっと右肩上がり。さらに、社長がずっと言い続けている「従業員それぞれが自分の幸せのために頑張ってほしい」というメッセージが、社内に浸透しつつあるのも実感します。